人材マトリックス

柴山 雄紀 2010年入社 岡山主管支店 水島海運営業所

柴山 雄紀

人との繋がり、人との縁を大事に

Q1:現在の仕事の概要をお願いします。

AC社様の工場内で外航代理店業務を担当しています。外航代理店業務というのは、外国船が外国から日本に入国するために必要な手続きを船長の代理で行う業務です。船舶・船会社・お客様との船舶荷役についての連絡・調整をし、入・出港、荷役に関する事柄を税関、海上保安部、検疫所などへ許可申請したり、届出などの手続きを行なっています。手続きの中で、一つでもミスがあれば日本に入港できなくなり、多大な損害に繋がる業務です。船員さんは、外国の方々なので、国際色の強い職場です。

Q2:これまでの成功談、失敗談等エピソードをお聞かせください。

外航代理店の仕事は、多くの書類を様々な機関へ提出し許可などを得ないといけません。その作業の中でのミスを紹介します。外国船が日本に入って来た時に船員さんに渡すパスポートのような物があります。それを申請して届いた時に枚数を未確認のまま船に渡してしまい、実際の乗組員の枚数と違っており官庁関係の方に迷惑をかけたことがあります。
枚数を事前に数えていれば防げたミスです。当たり前の事を当たり前にやる事の重要性を改めて認識しました。加えて、このようなミスが発生した時に繰り返さないようにどのような対策をするか、チェックリストの作成などを同じ職場の人と話合い作成しました。

Q3:キャリアを振り返って、それは現在のポジションにどのような影響を与えていますか。

失敗の経験から、仕事に慣れた時にこそ、連絡を密に取り合い、確認をし、当たり前の事を当たり前にできるかできないかが社会人として、重要な意識の一つだということを学びました。
関係部署の人達とコミュニケーションを取り合い、情報を共有化、二度と同じ事を繰り返さないように話し合う時間を設けるようにしています。

Q4:職場自慢(人物、イベント、設備など)

陸上輸送がメインのセンコーの中で、水島海運営業所は、24時間、365日動いているとても特殊な職場です。取り扱っている商品は、化学品でプラスチックの原料となるものです。自慢としては、原料を工場に入れたり出したりする重要な工程を担っている事です。生活していく上で欠かせない多くの製品に、わたしたちが日々取り扱っている化学品が使用され、仕事に対するやりがいを強く感じます。最後に、私の職場も同様、センコー全体で感じる事ですが、社歴、学歴など関係なく改善案などの意見を言い合え、その案が通る会社です。実際、私が1か月研修時に提案した改善案が通り、活用してもらっています。みなさんも新しい目で様々な意見を恥ずかしがらず提案してください。恥ずかしがっていると後悔しか残りません。

Q5:就職活動中の学生へ応援メッセージをお願いします。

就職したらどこに配属されるか何の仕事をするかわかりません。ですから就職活動中、とても悩むと思います。しかし自分のやりたいことは必ず芯に持ち、就職したら何でもやるという姿勢で就職活動に取り組んでみてください。考え方一つで結果も大きく変わってきます。その芯を持ち続けていると、何処かで見てくれている人はいるので必ず叶います。就職が厳しいと言われている時代ですが、それはメディアが言っているだけで実際、それ程厳しいとは思いません。決まる人は決まります。そして、人との繋がり、人との縁を大事にしていってください。私は、みなさんの事をセンコーで待っています。

2010年入社
所属
岡山支店
(現岡山主管支店)
水島海運営業所
2014年昇格 主任
所属
岡山主管支店
水島海運営業所
2015年 異動
所属
岡山主管支店
水島物流センター
柴山 雄紀 2010年入社 岡山主管支店 水島海運営業所
MATRIX
柴山 雄紀 2010年入社 岡山主管支店 水島海運営業所