01 人事担当役員メッセージ 求める人材とは — 取締役常務執行役員 人事担当  川瀬 由洋

活躍のフィールドは広いです。失敗を恐れず挑戦してください!

写真:人事担当取締役 執行役員 川瀬 由洋

センコーは2016年に創業100年を迎え2世紀目を迎えた今、グループ全体で一層の変革が求められています。
近年はセンコーからセンコーグループとして長い歴史の中で様々な変革を経てきましたが、新たな局面を迎えた今、センコーグループはグループ企業各々の魅力をさらに社会へ展開すべく、2017年4月より「センコーグループホールディングス株式会社」として新たなスタートを切ります。
グループ一丸となって目指す将来像は、「人を育て、人々の生活を支援する企業グループ」です。成長し続けているセンコーグループの総合力を次の100年に向けて、さらに活かしていきます。

1. 人々の生活をサポートし、真のダイバーシティを実現する

日本の社会は、これまで均質化を好むと言われてきました。「皆と一緒」が心地よい、学生の皆さんもそう思う人が多いかもしれません。
しかし、少子高齢化社会となった日本では、ダイバーシティ(多様性)が企業の発展の鍵となります。

「お父さんが働き、お母さんは家事をする。そして、おじいちゃん、おばあちゃんは家でのんびり」というのは過去のこととなり、男性も女性も高齢者も、それぞれの分野で活躍する時代となりました。
センコーグループの目指す「人を育て、人々の生活を支援する企業グループ」を実現するために、近年では新規事業として介護・ホテル・農業・不動産等を行い、物流の枠を超えた人々の生活を支援する物流周辺事業も積極的に展開しています。
そして、この物流の周辺事業をさらに発展させるためには、女性社員や外国籍の社員の力も今まで以上に必要だと考えています。

「物流企業は男の職場」という印象が皆さんには強いかもしれませんが、センコーの採用担当を行う女性社員や自然派化粧石鹸の開発や輸入ワインの販売、フラワーショップの展開など今までとは違った角度の事業展開を行う女性社員、日本や海外で日本人と同じように先頭に立つ外国籍社員など、現在でも男性社員と肩を並べてセンコーグループで頑張る女性社員や外国籍社員はたくさんいます。もちろん活躍する男性社員もたくさんいますが、人々の生活を支援する企業グループになるためにも、女性社員や外国籍社員のさらなる活躍の場を今まで以上に増やし、働き方改革も視野に入れながら真のダイバーシティを目指して多様な人材がいる組織づくりを行います。

2. "Moving Global"を実現する

最も求められている変革は、グローバル化です。かつてのセンコーは、ケミカル物流事業と住宅物流事業が大きな柱でした。現在でもこの2つの柱が重要なことに変わりはありませんが、近年、流通ロジスティクス事業が飛躍的に成長しています。流通ロジスティクス事業の割合も増え、国内から東アジア、アセアン、中央アジア、北米を主とした海外での事業展開を進めています。
グローバル化に必要なものは何でしょうか。 語学力はもちろんですが、多様な価値観を受け入れ、政治体制や宗教、文化や習慣の異なる人たちとコミュニケーションを図り、一緒に仕事ができる能力が最も大切です。学生の皆さんは、海外で日本の常識が通用しない経験をされたことがあるかもしれません。自分たちが正しいと思っていたものごとを、頭から否定された経験をした人もいるでしょう。学生時代は、「日本と海外の違いを知るだけ」で良かったかもしれませんが、海外で一緒に仕事をするとなると、それだけでは済まないのです。互いの相違点を理解し、認め、そして同じ方向を向いて努力できる人材を私たちは求めています。
そして、Moving Globalのコーポレートスローガンに込めた「物流を超える、世界を動かす、ビジネスを変える」という想いをセンコーグループはグローバル化にもより一層対応し、新たなビジネスチャンスを掴んでいきます。

3. さあ、次の扉を開けましょう!

それでは、センコーに入社したら、最初からグローバルな仕事ができるのか?!ダイバーシティなら、何でもありか?

答えはそうではありません。
センコーでは、入社後3年間は基本を覚える期間だと考えていただきたいと考えています。「物流とは何か」を、みなさんの身体で覚えていただきたいのです。
簡単な例でご説明すると、掛け算をするには九九を暗記しますね。センコーに入社してからの最初の3年間は、九九を覚える期間だと思ってください。
そして、この基本を覚える3年間の中で、自ら手を挙げる力も養っていただきたいと考えています。
例えば、お客様から難しい要望があった、上司から高度な指示が出た、そんな時に受動的に取り組むのではなく、「はい!私に任せてください!」と自ら手を挙げられるような人材になっていただきたいということです。

そして、基本を体得し、自ら手を挙げる力も養っていただいた後は、皆さん自身がやりたいことに対して自ら手を挙げてください。その姿勢こそが皆さん1人ひとりの、そしてセンコーの成長につながります。
そして、そんなみなさんの応援をするために、センコーでは幅広い研修・教育制度も完備しています。みなさんの勤務先の先輩や上司からの教育はもちろん、人事部や人材教育部からも学ぶ機会を提供していきますので、学べる環境を最大限活用していただき、みなさんの成長に繋げてください。「自ら手を挙げる人」をセンコーは大切にし、必ず全力で応援します。

また一方で、センコーグループでは可能性に満ち溢れたみなさんの能力を最大限に引き出し、さらにイキイキと仕事に向かってもらえるよう、働き方改革も行います。
例えば、今まではジョブローテーションで様々な業務経験を積みながら、センコーや物流のゼネラリストを目指し、その後専門性を極めていくといった考えでしたが、これからは入社時より船関係や国際関係、コンサル関係など、あらゆる部門でのプロを目指す人も応援するために、ゼネラリスト採用とスペシャリスト採用の両方を行っていきます。
センコーグループは、「企業は人なり」という想いを大切にし、みなさんを待っています。

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