04 全ては現場にある 時々刻々と要求は変わる。満足を提供しないと生き残れない。

SCMも3PLも結局は人次第

流通情報企業を目指すセンコーは、SCM活動や3PL事業の展開に注力しているわけですが、言うまでもなくその成否は一にも二にも「現場と人」にかかっています。いくら優れた合理的なロジックとシステムがあろうと、現場がそれを理解し実行しなければ何にもなりません。
センコーの現場には力があります。より良い仕事をしていこうとの向上心や情熱、実行するためのチームワーク、定められた約束を励行する信念と規律、問題を発見し改善しようとする創意工夫。社員はもちろん、パートタイマーの方に至るまでそれらをごくあたりまえのこととして実践しています。

驚きと安心の現場力

広大な倉庫内部の荷物には全て「住所」が割り振られ、入出荷を含め在庫状況がリアルタイムで把握されています。これは現場の人が「然るべき場所で然るべき行動」をした結果ですが、こうした約束事を積み上げて洗練させた「秩序」が倉庫内に厳然と満ちています。ロジスティクスパートナー選定のため視察にきたお客様が、センコーの現場を見て「ここならば安心!」と納得され、契約に至ることも珍しい話ではありません。
もし倉庫見学する機会があれば次がチェックポイントです。倉庫に入ったときまず通路を見てください。清掃が行き届いて実にきれい。そしてあいさつ。倉庫はもちろん接客業ではないのですが、見学に来られた方には必ずこんにちはとあいさつするのが決まりです。次に人の少なさ。倉庫の大きさ、荷物の量の多さに比較して圧倒的に人が少ないように見えます。それは機械化もさることながら高度に考えられた仕組みに則っての作業のため最小限の人数でまかなっているからです。
ポイントはまだまだあるのですがとりあえずこれぐらいで。とにかくここにある秩序が、しかもその秩序が必要に応じて柔軟にすばやく変化するのがセンコーの現場力。もちろんその力の源泉は現場にいる人にあります。

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volume2 センコーの現場力!

  • volume2 index
  • 01 頭脳物流の時代が来た
  • 02 サプライチェーンマネージメント
  • 03 サードパーティー・ロジスティクス
  • 04 全ては現場にある
  • 05 明日のセンコーを考察
  • 06 センコー百景