トップクラスの実績とノウハウ
主要3事業の一つ、住宅分野の物流に関してセンコーは日本でもトップクラスの実績とノウハウを築き上げています。
一戸の住宅を建築するには、極めて多くの住宅資材が使われます。効率的な建築にはさまざまなサプライヤーから施工の進捗状況に合わせて“ジャスト・イン・タイム”で配送する必要がありますが、そのノウハウは一朝一夕で得られるものではありません。センコーは長年にわたる住宅メーカーとのパートナーシップで共に築き上げてきた住宅物流のビジネスモデルを持っています。それは細やかで貴重なノウハウの固まりで、他社に負けることのないセンコーの商品力となっています。例えば、
「1週間先に使う部材が、現場にあふれてしまう」
「部材の階層上げに、大工さんの手間がとられる」
「施工現場にあふれる梱包ゴミを何とかしたい」
こうした現場にある無数の“困った”に対して、一つひとつ答えを出していくことでセンコーは住宅物流分野のトップブランドとなっています。
海外展開
住宅と言えば国内展開がメインだと考えられますが、センコーは積極的な海外進出を図っています。すでに住宅資材に関しては約7割が輸入品であり、中国、カンボジア、タイ、ベトナムなどアジア諸国に現地法人を設立し、現地商品を国内メーカーに供給する調達物流を拡大させていく予定です。またオーストラリアやベトナムにも現地法人を設立、海外でも日本と同質のサービスを提供する基礎作りに励んでいます。
確かに国内の住宅着工数は伸び悩んでいるきらいはありますが、こうして海外に眼を転じるとチャンスは拡大、期待に満ちた市場がセンコーを待っているのです。